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お茶はとってもデリケート
お茶はとてもデリケートなもので、「温度」「光」「酸素」によって変質しやすくなります。
例えば、湿気の多い場所や、光(太陽や蛍光灯)が当たる場所に置いておくと、茶葉の色が変色し、味や香りが落ちてしまいます。また、他の物の臭いを吸う性質もあるので、臭いの強い食品の近くに置くと、茶葉がそのにおいを吸って美味しく飲めなくなりますので、注意が必要です。
■お茶の最適な保管場所
臭いが少なく、温度変化の少ない冷暗所(食器棚の奥、木箱など)で、常温保存がおすすめです。
Q 冷蔵庫で保管してもいいの?
冷蔵庫は、他の食品のにおいが移りやすいことや、出し入れが多く温度変化が生じやすいことから、おすすめいたしません。
贈りものなどでたくさんのお茶がある場合は、開封せずに、冷凍庫での保管をおすすめします。ただ、冷凍庫でも魚や肉のにおいが移ることがありますので、長期保存する場合は、袋のままタッパーにいれる、もしくは茶缶に詰め替えてからさらにジップロックに入れるなど、においがつかないように厳重に密封して保存しましょう。
開封する際は、常温に戻してから使うことをおすすめします。凍ったまま開封すると、お茶が湿気てしまうからです。
Q もし風味が落ちてしまったら?
湿気たりして、お茶の風味が落ちたなあ・・と感じた時は、自家製ほうじ茶を作ってみましょう。
フライパンで茶葉を炒る
1.フライパンにクッキングペーパーを敷き、その上に茶葉を乗せます。
2.弱火でかき混ぜながら、香りが出て、全体が茶褐色になるまで炒ります。
※茶葉が焦げないように注意しましょう。
オーブントースターで茶葉を炒る
1.アルミホイルの上に、薄く均一に茶葉を広げます。
2.オーブントースターで1分~1分半
3.茎が膨らみ、指でギュッとつぶすと簡単に粉になるくらいが目安です。
※茶葉の色は煎茶に近く、青味があります。
できあがったほうじ茶は、熱を冷ましてから、茶缶などに移して早めにお召し上がりください。