ホーム お茶コラム > 利用シーンで楽しむお茶

「毎日の生活の中に、一杯のお茶を」

利用シーンに合わせて、お茶を選び、一日を元気に過ごしましょう。

【朝】目覚めに飲むお茶

一日の始まり。まだぼんやりした頭をすっきりさせて、気持ちの良いスタートが切れるよう水出し煎茶はいかがでしょうか。

寝る前に、冷水ポットに水と煎茶をセットしておけば、朝には水出し煎茶ができあがります。朝の水分補給にゴクゴクと飲むことができ、体もしゃきっとします。

 

カフェインが多く含まれている上級煎茶(玉露、煎茶、抹茶)、頭をすっきりさせてくれます。カフェインは熱湯でよく溶けますので、熱湯で淹れてみましょう。中でも抹茶は、茶葉を丸ごと粉にしたものですので、水に溶けない栄養素もそのまま摂ることができます。茶殻も出ないので、忙しい朝でも気軽に楽しむことができます。

カフェインの持続は、摂取してから約30分後~4~5時間程度と言われていますので、毎朝飲むことで日中の集中力アップも期待できます。

 

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【昼】食事とともに飲むお茶

午前中に一仕事終えた後のお楽しみランチタイム。

空腹時や、食事のおともに飲むお茶は、カフェインが少なくさっぱりとした番茶やほうじ茶がおすすめです。揚げ物など脂っこい料理でも、口の中をさっぱりとリフレッシュしてくれます。

 

お茶に含まれているフッ素は、歯の表面を強くし、虫歯になりにくくする働きがあります。さらに緑茶に含まれるカテキン(ポリフェノール)には殺菌作用があり、虫歯菌に吸着して増殖を抑え、口臭を防いでくれます。

フッ素は上級煎茶より下級煎茶に多く含まれていますので、番茶やほうじ茶は食後にぴったりのお茶と言えるでしょう。

 

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【午後】オフィスで飲むお茶

ランチの後、ちょっと眠気を感じるときは、熱湯で煎茶を入れてカフェインたっぷりで眠気冷ましに。

また、お茶に含まれるカテキンには、糖の分解酵素の働きを妨げ、ブドウ糖の吸収を抑制する働きがあります。つまり食後のお茶は、糖から作られる脂肪が減るため、肥満防止も期待できます。

 

カテキンには、活性酸素や過酸化脂質を撃退する抗酸化作用もあります。お茶には、ビタミンEやビタミンCが含まれており、抗酸化物質のはたらきを高めてくれます。ビタミンEは水に溶けない性質のため、茶葉をそのまま摂れる抹茶もおすすめです。

 

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【夜】一日の終わりに、ひと息つくお茶

家事がひと段落して、子供たちも寝静まった一人の時間。1日頑張った自分へのご褒美に、疲れた体のリセットに、健康茶やハーブティーはいかがでしょうか。

お茶にこんがりと香ばしく炒った米をブレンドした玄米茶も、リラクゼーションにはぴったり。

 

 

気分や体調によって選んだり、好きな香りや効能で選んだりするのも楽しいですね。

慌ただしい日常を忘れて、美しいものや好きなものを眺めながらの一杯で、より心が落ち着き、安眠へと誘ってくれることでしょう。

 

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【自宅で】リラックスして飲むお茶

自宅でのんびりと本を読んだり、テレビを見たり・・リラックスしたいときには、玉露やかぶせ茶はいかがでしょうか。

玉露やかぶせ茶には、煎茶に比べて「テアニン」という旨味成分が多く含まれています。脳の神経細胞に作用して、心身をリラックスさせてくれます。また「テアニン」は、「カフェイン」の覚醒作用を穏やかにしてくれます。

 

「カフェイン」は、湯温が高いほど溶けやすく、低いと溶けにくい性質があるので、低温(50℃以下)、もしくは水出しすると、「カフェイン」の抽出を抑えることができ、より苦味を抑えて「テアニン」を引き出すことができます。

 

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【スポーツ時に】水分補給に飲むお茶

スポーツ時は、カフェインの多いお茶はNGです。カフェインには利尿作用があり、余計な水分を排出してしまいますので水分補給には適していません。

麦茶、番茶、ほうじ茶など、カフェインが少なくたっぷり飲めるお茶がおすすめです。特に麦茶の原料となる大麦は、体を冷やしてくれるので、体にこもった熱のクールダウンにぴったりです。

 

また、たくさん運動した後は、汗とともにミネラルも流れてしまうので、ミネラルが多く含まれているルイボスティーもおすすめです。抗酸化物質フラボノイドやカルシウム、鉄、マグネシウム、マンガン、亜鉛など必須ミネラルを含むので、天然のスポーツドリンクともいえます。

 

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【飲みすぎに】酔い覚ましに飲むお茶

楽しくてついつい飲みすぎてしまった後の二日酔いはつらいもの。そんな時は、カフェインが多く含まれている上級茶(玉露、煎茶、抹茶がおすすめです。カフェインの覚醒作用で、大脳皮質を刺激し、酔いを醒ましてくれます。

 

二日酔いは、体内に入ったアルコールが完全に分解されず、「アセトアルデヒド」という有害物質が残ることで起こります。ビタミンCは「アセトアルデヒド」の毒性を弱める働きがあります。カフェインとの相乗効果で、二日酔いを楽にしてくれるでしょう。

また、小豆には「サポニン」や「カリウム」を含み、利尿作用だけでなく、余分な水分や有害物質を体外に排出する働きがあります。つらい朝には、お茶とあんこの組み合わせもお試しください。

 

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【来客に】おもてなしに美味しいお茶

友人や親戚の来訪、先生による家庭訪問、会社では会議や打ち合わせなど、様々な場面でお客様をお迎えする機会があります。急なお客様であっても、特別な美味しいお茶を用意しておくと慌てることもありません。中でも高級な玉露や上煎茶が選ばれます。

 

ゆっくりとくつろぎの時間を楽しんでいただくためのおもてなしの気持ちですので、心を込めて丁寧に淹れましょう。

 

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【水出し】水出し向きのお茶

暑い夏にはゴクゴク飲めて、喉を潤し、身体の火照りをクールダウンさせてくれる水出し茶がおすすめです。日本茶はどれも水出しすることができますが、中でもおすすめは旨味が多い玉露や上級煎茶抹茶入り煎茶や深蒸し茶です。抹茶入りや深蒸し茶は、茶葉の微粉末が水に溶けだすため、短時間で美しい緑色になり、食欲をそそります。

 

麦茶はすべて水出しができます。麦茶の原料となる大麦は、ノンカフェインで体を冷やしてくれるので、体にこもった熱のクールダウンにぴったりです。

健康茶は、水出しができるものとできないものとがあるので注意が必要です。水出しすることで求められる栄養素が溶けださないことがあるためです。そういったものは、面倒でも一度煮出してから冷やしましょう。夏は汗とともにミネラルも流れてしまうので、ミネラルが多く含まれているルイボスティーもおすすめです。

 

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【健康志向】オーガニック、ノンカフェイン

近年、健康志向の高まりや地球環境の関心が深まり、オーガニックやノンカフェインのものが注目されています。

有機栽培(オーガニック)とは、3年以上、化学的に合成された農薬や肥料、土壌改良資材を使用しない栽培方法で栽培されたものです。農薬に頼らず、自然の力を生かした環境にやさしい方法で育てるには手間暇もかかりますが、自然本来の味わいにもなります。

カフェインは覚醒作用や利尿作用がありますが、過剰摂取には注意が必要です。そのため、カフェイン量が気になるときはノンカフェインや低カフェインのものを選ぶようにしましょう。

 

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