ホーム > お茶コラム > お茶のいろいろな楽しみ方 > 失敗しない、急須の選び方
急須は、お茶を美味しく淹れるのに欠かせないアイテムのひとつです。そんな急須も定番のものからカラフルなもの、素材や形も様々です。
それぞれの違いを知って、自分にぴったりの急須を探してみてください。
1.素材を選ぶ
「急須」とひとことでいっても、素材はさまざまなものがつかわれています。
触った感触や重さ、用途など、毎日使うものだからこそ、お気に入りのひとつを見つけてください。
2.サイズを選ぶ
大は小を兼ねるともいいますが、大きければよいというものではありません。急須が大きすぎるとお茶が出すぎて渋みが出てしまったり、小さすぎると何度も注ぎ分けないといけないので、相手を待たせてしまうことにもなります。淹れる人数分に適したサイズがおすすめです。
1人分の湯のみの大きさが60~100mlが一般的ですので、これを目安にちょっと多めで考えるとわかりやすいです。
1人分:100~150ml
2~3人分:200~350ml
4~5人分:400~550ml
3.茶こしを選ぶ
4.すり合せをチェック
よい急須かどうかの判断の基準のひとつとなるのが、「すり合わせ」です。急須とふたの間に隙間があると、お茶の蒸らしに影響が出たり、注ぐときに漏れてしまったりします。常滑焼のような急須の一大産地や手作りしているものは「すり合わせ」が悪いものはほぼありませんが、安価なものだとこの「すり合わせ」が甘いものもありますのでチェックしましょう。