ホーム お茶コラム > ホットプレートでお茶を作ろう!

茶摘みをしよう

まずは茶摘みをしましょう。お茶の葉がないと始まりません。

とはいっても、家に茶の木があるところはなかなか少ないと思います。

茶摘み体験を行っているところや、生葉を販売しているところもありますので、探してみてくださいね。

 

収穫したお茶の葉は、残念ながら、そのままではお湯を入れてもお茶にはなりません。

そこで、ホットプレートを使って、ご家庭でお茶を作ってみましょう。

 お茶の葉は、摘んでからそのままにして置くと酸化して、茶色に変色してしまいます。

なので、まずは蒸すことによりこの酸化を止めます。

蒸したお茶は、冷蔵または冷凍保存しておきます。

電子レンジを使って蒸す(蒸熱)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【用意するもの】

摘みたてのお茶の新芽(1回分50~100g)、サランラップ、ホットプレート、電子レンジ、キッチンペーパー、箸

 ※製茶をすると約1/6くらいにカサが減りますので、100gで16g(1人前6gで2回分くらい)

 

摘んだ茶葉を、サランラップに包み、その日のうちに電子レンジで1分ほど蒸します。

蒸した葉は、加熱が足りないと「青臭い香り」となり、加熱しすぎると「お芋を蒸したような香り」になります。

私も実践。1分加熱後、匂いをかいでみると、まだ青臭い香りがしました。

そこで、あともう15秒ほど加熱。

青臭い香りがやや残りつつ、お芋を蒸したような香りがしたので、ここでストップ。

これを「甘涼しい」香りといいます。

ホットプレートでお茶を炒る(焙煎)

 
ホットプレートに、冷蔵していた葉をいれます。
温度を保温~150℃に調整して、お箸で軽く炒めます。

※右の写真は何度か繰り返したあとのものです。

※ホットプレートは、保温~150℃に調整して、焦げないようにこまめにかき混ぜましょう。

やけどをしないように気を付けてください。

お茶を揉む(揉捻)

しばらくしたら手で押しながら揉みます。水分が出てきたらまた炒めて・・とひたすら1時間ほど繰り返します。

茎は、葉より時間がかかるので、分けておくとよいですね。

お茶を乾燥させる

最後に乾燥させてできあがります。

葉が「ポキッ」「サクッ」と折れるようになればできあがりです。

 

煎茶というよりは、釜炒りっぽいお茶になります。

※ホットプレートは、「保温」にして15~20分間そのままにしましょう。

作ったお茶を飲んでみよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

急須に茶葉を入れ、50℃くらいのお湯で淹れると、甘味があっておいしいお茶になります。

3煎目まで頂いてから、最後は茶がらにポン酢をかけて、お召し上がりください。

 自分でこうやって作ると、楽しいし、愛着もわきますね。