ホーム > お茶コラム > お茶のいろいろな楽しみ方 > 飲み終わったあとの茶殻や古くなった茶葉の活用
お茶に含まれる栄養成分
お茶の成分がお湯に溶けるのは全体の約20%~30%。
成分の多くは茶殻に残っています。
茶殻まで食べることで、お茶の栄養素を丸ごと摂ることができます。
※食べる場合は、一番茶(100g 1,000円以上の煎茶)のような柔らかい葉がおすすめです。(ちきりや商品:宇治本玉露、神泉、新茶各種)
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茶殻・茶葉の活用<料理編>
茶殻や茶葉を使った料理は、「お茶を使ったレシピ」内にありますので、チェックしてみてくださいね。
茶殻の活用<掃除編>
お茶を飲んだ後の茶殻、皆さんはどうしていますか?
お茶には抗菌効果や消臭効果がありますので、捨てる前にぜひお掃除に使いましょう。
【まな板の消臭・抗菌】
特に魚類や肉類は、まな板に雑菌が付着する可能性が高い食材です。まな板に傷があると、軽く洗っただけでは落ちません。
ガーゼに茶殻を包んで、軽くなぜるだけで、生臭さが取れてスッキリ!
【シンク掃除】
スポンジのように面を広く取りたいので、茶パックに茶殻を入れます。
キュキュッと軽く圧をかければピッカピカに。
お茶のティーパックならそのまま使用できます。
天然ものなので、手が荒れることもなく、お茶の香りも楽しみながらできます。使用後もそのままゴミ箱にポイッと捨てられます。
茶殻の保存方法
茶殻をすぐ使わない場合は、カビないように水分を抜いて保存しておくと便利です。
- 保存方法1
①茶殻を軽く絞って水分を抜きます。
②冷蔵庫で保存し、当日中に使用してください。
- 保存方法2
①茶殻を軽く絞って水分を抜きます。
②お皿にキッチンペーパーを敷き、①を載せます。
②電子レンジで乾燥させます。(目安:500W 2分)
※機種によるため、焦げないように目で確認しながらしてください。
※完全に水分を飛ばしているつもりでも、多少は残っていますので、
できるだけ1週間以内を目安に使用してください。
古くなった茶葉の活用
茶葉はにおいが移りやすい性質があります。これを利用するといろいろな脱臭にも使えます。賞味期限が過ぎてしまった茶葉を捨ててしまうのはもったいない、ぜひ活用しましょう。
【炒りたてほうじ茶】
フライパンで茶葉を炒ってほうじ茶にするのもおすすめです。香りが復活して、炒りたてのほうじ茶として楽しめます。
【茶香炉】
アロマポットや茶香炉に茶葉を乗せて焚く(ろうそくと電気のものがあります)と、部屋にお茶のいい香りが漂います。
【冷蔵庫の脱臭】
生魚やキムチ、納豆などにおいの強いものがあったりすると、特ににおいが気になってきますよね。茶葉をコップや小瓶など容器などに入れて、フタを開けた状態で置いておくだけで脱臭になります。
【電子レンジの脱臭】
電子レンジはいろいろなものを温めたり調理したりするので、においがたまってきます。お皿に茶葉を広げて電子レンジで1-2分温めると脱臭になります。
【魚焼きグリルの脱臭】
魚の生臭いにおいは洗っても残っていたりしますよね。これもお皿に茶葉を広げてしばらく置いておくだけで脱臭になります。
【靴箱の脱臭】
汗や雨など湿気を含んだ靴をそのままにしておくと、雑菌が繁殖し嫌なにおいが発生します。ここでも茶葉が大活躍! 茶葉をコップや小瓶など容器などに入れたり、フタを開けた状態で置いておいたり、だしパックに入れて靴やブーツの中に入れたりするだけで脱臭になります。