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いろいろな冷茶と特長
ひとくちに「冷茶」といってもいろいろな淹れ方があります。
淹れ方によって、どのように風味が変わるのでしょうか?
同じ玉露の茶葉10gで、同水量(①以外)で比較したものが下記の表になります。
同じお茶でもいろいろな楽しみ方ができますので、お好みによってお試しください。
※水は沸騰させたもの、又は市販の天然水(軟水)を使用しましょう。
※玉露だけでなく、煎茶や番茶、ほうじ茶でも作ることができます。
(①は旨味の多い玉露や1番茶を使用した煎茶がおすすめです)
※抽出したお茶は、傷みやすいので出来るだけ早く飲みましょう。
こちらも併せてご覧ください。
冷茶の淹れ方
①氷出し
とろりとした旨みを楽しみたい、ツウな方におすすめ!
(用意するもの)
玉露 10g
氷 約50g
(淹れ方)
①急須に、茶葉10g入れ、その上に氷を乗せます。
②約2時間ほどでできあがり。
(室温にもよりますが、氷は全部溶けていなくてもOKです。)
氷で茶葉がゆっくりと開くので、凝縮されたお茶のとろりとした濃厚な旨みを楽しめます。
2煎目以降は、冷水を継ぎ足していただくことで、何杯も楽しんでいただけます。
②氷水出し
ゆっくりと旨みと清涼感を楽しみたい方におすすめ!
(用意するもの)
玉露 10g
氷 約100g
水 200ml
(淹れ方)
①ティーポットに、茶葉10gと水を入れ、氷を乗せます。(このティーポットの場合、茶こしの上と下に分けて氷を入れています)
②約2時間ほどでできあがり。
氷水で茶葉がゆっくりと開くので、お茶の渋みを抑えてじっくりと旨み引き出すことができます。
冷水を継ぎ足していただくことで、 2煎目も楽しんでいただけます。
③水出し
たっぷりと旨みと清涼感を楽しみたい方におすすめ!
(用意するもの)
玉露 10g
水 300ml
(淹れ方)
①ティーポットに、茶葉10gと水300mlを入れます。
②冷蔵庫に入れて、約30分ほどでできあがり。
水で茶葉がゆっくりと開くので、お茶の渋みを抑えてじっくりと旨み引き出すことができます。
冷水を継ぎ足していただくことで、 2煎目も楽しんでいただけます。
4熱湯氷出しA
素早く、キリッとした爽快感を楽しみたい方におすすめ!
(用意するもの)
玉露 10g
熱湯 100ml
氷 約200g
(淹れ方)
①ティーポットに、茶葉10gを入れます。
②熱湯を注いだあと、すぐに氷を入れます。
ティーポットが全体的に冷たくなったらできあがり。
先に熱湯を注ぐとお茶の香りが立ちます。またカフェイン(苦味)、カテキン(渋味)は熱湯に溶けやすい性質がありますが、急冷することで和らぎます。
冷水を継ぎ足していただくことで、 2煎目も楽しんでいただけます。
⑤熱湯氷出しB
素早く、上品な旨みを楽しみたい方におすすめ!
(用意するもの)
玉露 10g
熱湯 100ml
氷 約200g
(淹れ方)
①ティーポットに氷を入れ、その上に茶葉10gを乗せます。茶葉は平らにしておきます。
②茶葉の上から熱湯を注ぎ入れます。
ティーポットが全体的に冷たくなったらできあがり。
先に熱湯を注ぐとお茶の香りが立ちます。即座に急冷されるので、Aより渋みが和らぎ優しい味わいになります。
冷水を継ぎ足していただくことで、 2煎目も楽しんでいただけます。
冷抹茶のつくりかた
夏にぴったりの冷たい抹茶です。
これにガムシロップを入れると、グリーンティーになります。
(用意するもの)
抹茶 2g
水 10ml
湯 60ml(90℃)
氷 お好みで
(つくり方)
①茶碗に抹茶を小さじすりきり1杯(約2g)入れます。
②水を少量(約10ml)入れ、茶筅で抹茶と水をなじませながら、粉っぽさがなくなるまで溶きます。
ポイント ダマにならずに口当たりがよくなります。
③湯60mlを入れ、茶筅を前後に動かし素早く泡立てます。きめ細かい泡が立ってきたら、ひらがなの「の」の字を描くように茶筅を引き上げます。
ポイント 泡立てることでクリーミーになります。
④お好みで氷を浮かべてできあがり。