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2013/05/18
【第11弾】 2013/5/18 日本茶講座「旬の新茶を楽しむ会」&コースディナー
食べ物には、それぞれ一番おいしい時期「旬」があります。
お茶にとっては新茶がそれにあたります。
摘みたてのお茶は、青々としていて、みずみずしく、爽やかな香りがお楽しみいただけます。
その新茶をよりおいしく一緒に楽しみませんか?
今回のテーブルコーディネートのテーマは、
もちろん「お茶」
ということで、緑と白を使った、ナチュラルなコーディネートです。
湯のみの下のコースターは、葉の形になっているんですが、
なんとフェルトを切っただけ!
それから、小さめの手ぬぐい、お盆は実際赤だそうですが、和紙でくるむことにより、イメージチェンジ。
緑のお皿も葉をイメージして(笹みたいですが)、
その上に小さなお菓子を載せています。
「嘉祥菓子」というお話もありました。
6月16日は、「嘉祥の日」で、この日に、菓子を16種類食べるといいと言われているそうです。
なかなか16種類というのは、大変で、1と6を足して7種類にされることもあるとか。
それを踏まえて、7種類のお菓子に見立てたコーディネートとなっています。
なるほど~。
それから、磁器と陶器、湯のみのいろんな違いなどのお話や・・
焼き物のお話もありました。
黄色の湯のみ、ぱっと見ると気付かなかったのですが、立体的に絵が飛び出しているんです。
おもしろいですね~。
こちらは、「折形(おりかた)」というもので、
本来、贈答や室礼などの際に用いられた、紙を折って物を包む日本の 礼儀作法の1つだそうです。
それの新茶を包む時の「折形」です。
とがっているところが、若々しい新芽を表現しているそうです。
さて、続いてお茶講座です。
新茶っていうのはどういうものか、
今回使用したお茶は八女茶なのですが、その八女茶について説明しました。
最初に、ウェルカムティーで、
水出しの八女新茶を出して、
1煎目を70℃ほど、2煎目を熱湯で抽出し、
ぞれぞれの味の飲み比べをして頂きました。
そして、茶殻はポン酢をかけて召し上がっていただきました。
まさに新茶を味わい尽くして頂けたかと思います。
2煎目で渋みが出てきますので、
きな粉のわらび餅と一緒に・・。
おまちかねのコースディナー
初カツオのたたき風
色々豆とピンクエビのサラダ風
新ジャガの和風冷製スープ
緑茶ゼリーとともに
もちろん茶寮の名物ともなっている、緑茶のバケットも外せません!
メインは、和牛とフォアグラの極上ハンバーグ・温野菜
トリュフ風味のデミグラスソース
ハンバーグを切ると、フォアグラが中から出てくるんですよ!
これはびっくりです。
そして、スイーツは、
抹茶のニューヨークチーズケーキとコーヒー。