6月2日は八坂神社の舞殿で3時から奉納囃子がありました。

「鷹山」は祇園祭のいわゆる山鉾の一つの「曳山」で、

応仁の乱以前から巡行していました。

京都の歴史に残る三度の試練（応仁の乱・宝永の大火・天明の大火）

にも遭いながら復興しましたが、

文政9（1826）年の大雨による汚損で翌年からは加列しなくなり、

元治元年の禁門の変（1864年）によって、

懸装品を含む「山」自体が焼失してしまいました。

その後は残された御神体をお飾りする「居祭」を続けてきましたが、

近年「鷹山」の復興事業もようやく現実のものとなり、

今年の後祭から三年は唐櫃巡行として参加し、

令和4年には復興した「曳山」として再び巡行する予定となっています。

平成26年に結成された囃子方さん達！