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2019/02/04

吉田神社の節分祭

今日は「立春」、旧暦では年の初めとなりますが、

その前日が特に「節分」とされ、
古くからおこなわれてきた厄を祓い清める儀式が変遷し、
豆を撒いて悪霊を退散させ、福を呼び込む行事へと定着していったようです。

京都市内では、多くの神社で「節分祭」や「追儺式」がおこなわれました。

 

特に「吉田神社」は京都一の賑わいで親しまれています。

 

左側通行となっている石段を上ったところに、

「火炉祭」が執行される古い神札の納所があります。
全ての古神符守札に宿る神霊に浄火を点じてくれます。

 

大元宮に上る途中には、旧暦では本日が「年越しそば」!

 

そして、全国の神々を祀る大元宮には、
節分信仰の中心をなす厄塚があります。

 

社殿と繋がった真ん中にある注連縄を触ると、
八百万の神との感応が願えます。

一年の幸運と健康を願いました。