2020/02/04
京都の節分
今年は年明けから今も続くコロナウィルス騒動や、
イギリスのEU離脱、トランプ大統領弾劾か?等々、
もう世界中が騒々しくなってきているので、
こんな時ほど日本の伝統行事で鬼を払い福を招きましょう!
京都の節分といえばやっぱり「吉田神社」ですね。
859年に京の都の鎮守神として吉田山に創建されました。
2日朝の京大正門前にも通じる東大路吉田の交差点ですが、
ここから参道が始まります。
この時ばかりは京大正門の時計台も露店に挟まれます。
参道には約800を超える露店が軒を連ねていますが、
節分ならではの「いわし」の丸焼きも!
ここから表参道を上ります。
石段を上ったところに、「火炉祭」が執行される
古い神札の納所があります。
ここ数年焼却問題では紆余迂曲ありましたが、
環境問題等に配慮することでクリアし、
全ての古神符守札に宿る神霊に浄火が点じられます。
毎年豪華景品が一堂に並んでいます。
例年約50万人が参拝されますが、本宮も朝が早かったので空いてました。
そして節分期間中に特別参拝ができるのが、
全国の神々が祀られているといわれる大元宮には、
節分信仰の中心をなす厄塚があります。
厄神や心に潜む鬼を塚に封じ込め、
社殿と繋がった注連縄で八百万の神との感応を願って、
一年の健康と平安を願います。
大元宮までの参道には包丁の神・料理飲食の祖神として、
料理業界に信仰を集めている「山蔭神社」
菓子の祖神を祀る「菓祖神社」
吉田神社の節分祭は追儺式や火炉祭等3日に亘って執行されます。