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2019/10/30

時代祭美女列 後編

令和元年の時代祭を彩った華やかな美女列の後編は、

「中世婦人列」から「平安時代婦人列」、

今年は先斗町の芸舞妓さん達が多く参加されていました。

 

 

「淀君」豊臣秀吉の側室で浅井長政の娘、豊臣秀頼の生母

 

「藤原為家の室 阿仏尼」十六夜日記の著者で、所領訴訟のために天下りする姿

 

「静御前」源義経の愛妾で舞装束として水干を着けた白拍子姿

 

「巴御前」木曽義仲の寵愛をうけた武勇誉れ高い女性で、出陣の鎧姿

 

「横笛」建礼門院の雑仕女で斉藤時頼と恋に落ち、嵯峨へ訪ねる旅姿

 

「常盤御前」源義朝婦人で、義朝亡き後、平清盛にゆるしを乞うため三児(今若・乙若・

牛若)を連れて六波羅蜜寺へ名乗り出る時

 

「清少納言」と「紫式部」枕草子と源氏物語の作者で前者は十二単の正装

 

「紀貫之の女」延喜の頃の名歌人の娘で未婚女性の平素の姿

 

「小野小町」美人の誉れ高い宮廷に仕えた女流歌人で、唐風の残る礼服姿

 

「和気広虫」和気清麻呂の姉で、慈悲深く日本の孤児院の起源をなした女性

 

「百済王明信」王敬福の曾孫で右大臣藤原継縄夫人、桓武天皇の信頼が厚い礼服姿