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2021/10/01
祇園祭2021 「祇園会山鉾鷹山関係資料」
先日、ちきりやの創業者である秋山家から、「祇園会山鉾鷹山関係資料」というのが出てきたと、貴重な本が送られてきました。
同志社大学文学部教授であった秋山国三氏は歴史研究家で、衣棚町文書(町有文書)の研究が始まりでした。その時の資料を同志社大学人文科学研究所へ寄託し、その寄託を受けた大学側が『鷹山』に関する資料を復刻刊行したものだそうです。
鷹山の運営に関わる詳細が書かれており、一部は日記のようになっていました。鷹山がまだ巡行していた頃、いつからお囃子の練習をし始めたとか、飾り付けをしたとか、何を買い、何を食べ、どういう神事をしたとかまで書かれていてなかなか興味深いものでした。
昨日、鷹山保存会へ寄贈させていただきました。来年の復興に向けて、少しでも何かのお役に立てれば何よりです。