ホーム 京の歳時記 > 大文字の送り火

2018/08/22

大文字の送り火

京都の八月の風物詩といえば8月16日の「五山の送り火」です。

夜の8時になると市内の照明があちらこちらで消え始め、

東山の如意が嶽には精霊を送る「大」の文字に点火が始まり、

そこから「妙」「法」「船形」「左大文字」「鳥居形」と次々に点火され、

夏の終わりを惜しみながら「あの世」に帰る精霊を送る。

そんな平穏な日常が京都人の過ごすお盆ではないでしょうか。

 

今年の送り火当日の16日は、連日の猛暑、酷暑が続く中で、

朝から雨が降ったりやんだりでした。

それでも銀閣寺門前には、朝早くから多くの人が

「護摩木」の受付所に来られていました。

 

大文字の「護摩木」は二種類で、普通の護摩木(300円)と大文字特有の「松割木」(400円)があり、

皆さん先祖の供養や家内安全を願って書き入れて納めます。

 

 

 

そして、多くの人がそのまま送り火の火床がある大文字山に登っていきます。

 

 

今年は真ん中の火床があるところから見える

妙法や船形も雲にかすんで残念でした。

 

※大文字の火床に座ったり立ったりすることや飲食をしたりすると、

精霊がお盆にあの世に帰るための火床なので、あの世に一緒に連れていかれますよ(`∀´)

 

 

毎年この大師堂で読経がおこなわれて、

送り火が点火されます。

 

 

 

「大」の文字の一番てっぺんからの景色です。

 

今年も「クマゼミ」「アブラゼミ」「ニイニイゼミ」
少し上ると「ツクツクボウシ」や「ミンミンゼミ」に「ヒグラシ」の蝉時雨を聞きながら、

季節の進みを感じて登りました。

 

今年は夜には雨も上がり、無事五山の送り火が終了しました。